「ミュージシャンの脳は特別仕様」オリバー・サックス氏新刊~WIRED VISON
『レナードの朝』の原作や『妻を帽子と間違えた男』で知られるオリバー・サックス氏の最新刊。
“Musicophilia : Tales of Music and the Brain”(音楽という嗜好:音楽と脳の物語)
詳しく読んでみたいです。早く日本語版を出してもらいたい。
『Musicophilia』サイトでは氏が「リズムの力」「記憶喪失と音楽」「音楽療法とパーキンソン病」について語っている動画もあります。堪能な方はどうぞ。
そして、ご近所のコーノさんのこの記事も思い出しました。もう少し、勉強しなくては。
Gottfried Schlaug氏は、ハーバード大学で(中略)脳の画像を使い、脳の各部分の大きさを測定した。
最初にわかったのは、たとえば脳梁(脳の2つの半球を結び付けている神経線維の太い束)が、ミュージシャンの場合はさらに太くなる傾向があるということだった。
さらに、脳の聴覚に関する部分および運動を司る部分では、皮質(灰白質)の増大が見られ、その増大ぶりは裸眼でもほぼ確認できるほどだった。
したがって、脳の写真を見て、この人は天才であるとか、この人は愚か者であるとか、あるいはビジュアル・アーティストであるなどを言い当てることはできないかもしれないが、ミュージシャンであると言うことはできるだろう。
―ナショナル・パブリック・ラジオ インタヴューからの引用