今日、会社から帰ったのが10時30分。テレビをつけたら、懐かしの『刑事コロンボ』を放送しているじゃないですか。
もうほとんど終わりかけているこの放送は1974年放送の第24話『白鳥の歌』―あのカントリー歌手ジョニー・キャッシュが犯人役の回です。
このコロンボの中で弾いているMartin は、D-35 Johnny Cashモデル。
このギター、『刑事コロンボ』出演のためにオーダーを出したのですが、当時の会長であるマーチン3世の大反対で製作は中断されました。その理由は黒いギターは『過激すぎる』ということ。しかし、TVへの露出やジョニー・キャッシュのためにギターを作りたいという熱意から、この黒いギターは会長に内緒で製作されたのでした。のちに完成したギターをTVで見た会長は、その出来栄えに大変喜んだそうです。―(クリス・マーチン談)
今気づいたのですが黒い服を愛用し、Man In Blackと呼ばれた彼がゲスト出演する回に『白鳥の歌』というタイトルをつけるところもおもしろいですね。真剣に見ていた小・中学生の頃はこんなエピソードも、ジョニー・キャッシュが誰かも知らずに見ていましたけど…。
『ウォーク・ザ・ライン』←音出ます。気をつけて借りてこようかな。
TVの中で流された映像より~Johnny Cash "I Saw the Light"