Distortion + の後継として発売された本機は、以前の2ノブにTONEノブを加え、音質の微調整が出来るようになりました。
音質はいたってウォーム。歪み具合はノーマル、いや逆にディストーションにしてはあまり歪まない部類にはいるかもしれません。がしかし、豊かな倍音がとても気持ちよく、ディストーション・ツマミを廻せば、0~MAXまで歪み具合は幅広く使えます。あまり歪まない音(ツマミ0から3ぐらい)も結構いけているので、最近のLOUD系よりオールドスタイルなロックに向いているのではないでしょうか。
TONEツマミの可変幅がもう少し高域側にシフトしてくれると、バンドの中での音作りがやり易いかもしれません。
しかし、最近のMXRはZAKK WYLDEといい、CAJとのコラボレーションといい、攻めの姿勢に好感が持てます。
で、次は何をだしてくれるのかな?楽しみですね。