ヤマハの新中期経営計画を読んでみますと、楽器業界が進もうとしている方向性が何となく見えてきます。
興味深い点は、生ドラム<エレクトリック・ドラム、生ピアノ<電子ピアノという成長率の読み。両方とも10%以上の成長率を見込んでおります。これからは一層楽器のエレクトリック化が進むということなんでしょうか。しかも何故エレドラ…私が絶大な信頼をおくローランド営業の某氏も、「これからはエレドラ!乗り遅れないようにね。」といって自信たっぷりに語って帰っていきました。
そうか…エレドラなのか…。いまいち田舎の楽器店には感覚が伝わってこないのですが、しっかり動向を見守っていきたいです。
エレアコの需要もかなり見込んでいて、ピックアップやエレアコ用DSPの開発に相当注ぎ込む模様。このあたりの新商品が楽しみ。生ギターは頭打ちな図でした。
そして、シンセサイザーに関しては、殆ど話題になっていない!ヤマハからは当分驚くようなシンセが出ない雰囲気ですよ。
でも、今のエレクトーンにしろポータトーンにしろ、根底にあるのはMOTIF技術…。ここをどうリメイクしてヒットを生み出すかが鍵だな。(そろそろヤマハも音源を全面的にブラッシュアップしないといけない時期が来ているのでは?)
興味のある方は見てください。
ヤマハ株式会社→新中期経営計画(2007.4-2010.4) PDFファイル
都会の子供のお稽古ごとでなぜか人気の出つつあるドラム→電子ピアノとだいたい意味一緒の成人も巻き込んだ構図、なんですかねぇ。
投稿情報: コーノ | 2007/06/28 14:47
都会では~ドラム習う~子供達が~増えている~ですね。そういえば都会は生楽器って難しいですからね。単純にそういうことであれば納得いく。…流行の兆しの源がわかるとスッキリするんですが。
投稿情報: irregulars | 2007/06/28 16:29