あまり有名ではないかもしれませんが、KMPという楽譜の出版社があります。
最近入荷してきた楽譜の中でふと目に留まったのがTOM WAITS ピアノ曲集。
トム・ウェイツのピアノ譜を探している人間がいったいこの日本にどれだけいるのだろう…自分は最近でもClosing timeをi-Tuneに落としてあるのでよく聴いてはいるが、ピアノなんて弾けないからこの楽譜を買う勇気すらありませし。中を覗いてみると先記のClosing timeやthe heart of saturday night の中の曲なら弾いてみたいと思いますが、Swordfish tromboneやFrank wild yearsの曲はピアノで弾いてどうなのかと思う曲も結構入っている。
しかし、このKMPという会社、大手楽譜出版社というと、ドレミ出版・リットー・シンコー・ヤマハ・音楽の友・全音等といったところですが、その大手よりも売れそうな曲をいち早く読み、ピース(一曲の楽譜)をどの出版社よりも早く出す。正直問い合わせが始まってからでは商売としては遅いので、問い合わせが来た時に「あっ、その曲ならありますよ。」とおもむろに棚から出してくる。そしてお客様は大喜び。そうやって、軽快なフットワークと先見の明を生かし、他社との違いをはっきりだせる出版社なのです。
トム・ウェイツもそうですが、矢野顕子の曲集も結構な数出てるし、中川イサトさんや、岡崎倫典さんのン十年も昔の教本&曲集も未だに出している。イサトさんのDVDなんかも最近入ってきてた。先を読むとはまた違った視点も持っているということなのか…。商売というより、アーティストや曲のファンなのかかそうでないかという基準で出版を決定しているんだとしたらとても面白いし、がんばって欲しいと思います。
儲かることも大事ですが、マイノリティーの声に耳を傾けることも大事ですよね。
最近入荷してきた楽譜の中でふと目に留まったのがTOM WAITS ピアノ曲集。
トム・ウェイツのピアノ譜を探している人間がいったいこの日本にどれだけいるのだろう…自分は最近でもClosing timeをi-Tuneに落としてあるのでよく聴いてはいるが、ピアノなんて弾けないからこの楽譜を買う勇気すらありませし。中を覗いてみると先記のClosing timeやthe heart of saturday night の中の曲なら弾いてみたいと思いますが、Swordfish tromboneやFrank wild yearsの曲はピアノで弾いてどうなのかと思う曲も結構入っている。
しかし、このKMPという会社、大手楽譜出版社というと、ドレミ出版・リットー・シンコー・ヤマハ・音楽の友・全音等といったところですが、その大手よりも売れそうな曲をいち早く読み、ピース(一曲の楽譜)をどの出版社よりも早く出す。正直問い合わせが始まってからでは商売としては遅いので、問い合わせが来た時に「あっ、その曲ならありますよ。」とおもむろに棚から出してくる。そしてお客様は大喜び。そうやって、軽快なフットワークと先見の明を生かし、他社との違いをはっきりだせる出版社なのです。
トム・ウェイツもそうですが、矢野顕子の曲集も結構な数出てるし、中川イサトさんや、岡崎倫典さんのン十年も昔の教本&曲集も未だに出している。イサトさんのDVDなんかも最近入ってきてた。先を読むとはまた違った視点も持っているということなのか…。商売というより、アーティストや曲のファンなのかかそうでないかという基準で出版を決定しているんだとしたらとても面白いし、がんばって欲しいと思います。
儲かることも大事ですが、マイノリティーの声に耳を傾けることも大事ですよね。
トム・ウェイツ氏で日本の出版楽譜があることをはじめて知りました。
って彼を知る人がまだまだ少数。この後も多分少数かと。そう考えると不思議な出版社ですね。
投稿情報: 翡翠 | 2007/06/18 22:44
トム・ウェイツ好きな方ってそれなりにいらっしゃると思うのですが、自分のレパートリにして歌ってやろうなんていう輩は少ないのかなと思います。でも、初期のトム・ウェイツは本当にいいですから、楽譜は世の中に存在していて欲しいと願いますが、売れる保証は全くありませんからね。そういう意味でkmpさんには頑張ってほしいです。
投稿情報: irregulars | 2007/06/18 23:38