先月号のサウンド・アンド・レコーディング・マガジンの表紙で気になっていた細野晴臣の新譜を聴きました。
本気で歌っている細野晴臣がとても良かった。
約1年前にマーチンの工場見学ということで(あまり好きではなかった)アメリカの地を訪れてから、アメリカの音楽の中でのカントリー・ミュージックという文化の影響が途轍もなく大きいことに改めて考えさせられて以来、カントリー~ウエスト・コーストロックにどっぷり浸っている私にはとてもピッタリな音楽です。
ワールド・シャイネスというバンド演奏の曲ではほとんどが一発録りということでゆったりと気持ちいいアコースティックなアレンジに、音に緊張感と勢いが加わっているように感じられます。
自身のカバー~泰安洋行からの『POM POM蒸気』、ミッキーカーチスをフィーチャーしたカントリーのカバー曲『ピストル・パッキン・ママ』が秀逸。よかったら聴いてみてください。
もうね、このお方は神ですよ。
いくつになってもかっこいい。
投稿情報: huhhah | 2007/10/25 18:35
氏の音楽に対するバランス感覚というか嗅覚というかは先見性があって、才能というものは努力ではないということを感じさせられます。
最近、今まで歌わなかった方々が次々と自身で歌うようになってきている気がしています。歌(声・言葉)の復活なのでしょうかね。
投稿情報: irregulars | 2007/10/26 10:02
高田漣 良いですね
投稿情報: kasao | 2007/10/27 12:17
コメントありがとうございます。
高田蓮さんいいですね。仕事柄毎日のように読んでいるギター関係の雑誌にも頻繁に出てきますし、TVでも時々お見かけします。活動の幅が広く、とても柔軟な方だなぁという印象です。
あのペダルスティールの音っていうのは上手い人が弾くと背筋がゾクゾクしますねぇ。比較は出来ないかもしれないけれど、演奏家としてはお父さんを超えてるかも。アーティストとしての存在感は別にして。
投稿情報: irregulars | 2007/10/27 13:42