Player2008年2月号デレク・トラックス インタビューより
『やっぱり調子の良い日は、あまり考えないで、ほとんど瞑想状態になることがある。逆に考えすぎちゃう時は、それがプレイの妨げになるようなこともあるね。
演奏している時って、曲のことを考えるんじゃなくて5秒後に自分が弾くラインが聞こえてくるような、ある意味予知みたいな感覚なんだ。
十分な経験を積んでいれば、それが糧になって、何も考えなくても自然な流れでオーディエンスとお互いにエネルギーを交換しあえるような状態になれるんだよ。』
なんだか、昨年書いた記事と似たような事を言っていたのでメモ程度に。
この感覚でないときでも一定以上の演奏レベルにもっていけるのがプロとアマの差なんでしょうね。象とアリくらいの差があることは言うまでもないけれど…。
[いいですね] イチローが「絶好調のときはそれはそれでよくない」みたいなことを言ってましたけど、やはりコンスタントに一定レベルのお仕事ができるってのがプロっちゃプロなんでしょう、と言いつつ、ジェフ・ベック先生の散々な演奏も巷に出回ってますのでそうとも言い切れない人もいたりするんだな、とも思います。まぁ、わたくしがとやかく申したところでミジンコが何を言う、みたいなもんでしょうけど。
投稿情報: コーノ | 2008/01/04 16:44
演奏なんて恐れ多いけれど、確かに仕事が順調に進むと気持ち悪くなりますね。
何ででしょ?また、少々体調悪くてもある程度こなせる様になってフレッシュさを失い鬱る時ありますわ。 ってなんて個人的な話だ。スンマセン。
投稿情報: 翡翠 | 2008/01/05 00:46
確かにそうですね。プロといってもいろんな方がいらっしゃって、それぞれのスタイルがあるんですから、一概には言えませんね。コンスタントに一定レベルの結果を出す職人的な人とココって時に一発ドカンと打つギャンブラーみたいなタイプ。いろいろですね。
投稿情報: irregulars | 2008/01/05 10:21
仕事でもそうですけど、ニュートラルな感覚が一番いいということなのかなぁ。頑張りすぎず、だらけ過ぎず。頑張ったら頑張った分だけ人間って見返りが欲しくなるじゃないですか。見返りがそれ相当分(お金とかじゃなくても)あればいいんだろうけど、世の中そんなに簡単な話ではないですからね。…といって自分は頑張らない理由をつくっております。
投稿情報: irregulars | 2008/01/05 12:42