ギターを始めたばかりの方からよくある質問。
『コードを覚え始めて、CとかGとかAは覚えたんだけれど、コードチェンジが上手くできない』というもの。
そんな方は大抵、コードチェンジの間は音を立ててはいけないもんだと勘違いしている人が多い。
だから、瞬時にコードを変えなくてはいけないという強迫観念のようになって、指を変える瞬間あせり、力んでしまって上手く指が動かせないのだ。
先日そんなお悩みを持つ初心者の方に試したら、みるみるうちにコードチェンジが出来る様になった方法が『8でバカになる訓練法』。
BPM50くらいの速さで8分でコードストロークしてもらい、8の時に押さえている手をパッと開き、わざと開放の音を鳴らして次の小節のコードに移るようにするのです。
こうすると、指の位置なんかが頭の中で一度リセットされるので指がこんがらがることがなくなり、半拍分の余裕から気持ちが楽になるようです。弾けるようになった喜びからか、うれしそうに弾いている姿をみて、こちらもうれしくなりました。
初心者の方でコードチェンジが上手く出来ずお悩みの方は、是非オタメシください。
[いいですね] おおお、それすっごく面白いですね。
弦楽器って「押さえるのが大変」と思ってる人が多いけど実はそういう人の大半が押さえる方に力みすぎて「指を弦から離すのが遅い」ってのを私も身をもって発見したんですよ。
だからこの8バカはいいですね(勝手に略してスイマセン)。
コードではありませんが私が教えるときも「弦から指を離す練習」ってのをやります。
不要になった指を極端なくらい弦から遠ざける練習が効果的だったりします。開放のときは指が反っくり返ったパーになるくらいです。
8でバカになるコードも全弦開放のときは手をパーになるくらいいっぺん広げきってしまうとさらにいい練習になるかも。今度やってみよっと!
投稿情報: コーノ | 2008/10/22 13:31
8バカ!いただきです!(笑)
まぁ4分にして4バカでもいいんですけど、教本って押さえることは書いてあっても、いつ放して次のコードにいったらいいのかなんて書いてないんですよね。だから一生懸命押さえる。んで、力んでるのもそうですし、5弦の3フレットの小指を4弦の…なんてやってるとリズムだけが進んじゃって折角覚えたコードが頭のなかから吹っ飛んでしまい、分からなくなる。
特に初心者の場合、コーノさんが以前から仰っている様に、指と脳とが神経でうまく繋がってないから、余計こんがらがってしまうんですよね。だから、4でも8でもバカになって指をリセットする意味で手を広げると次のコードに行きやすくなるのではないかと思うのです。
手を広げきって…っていうのは自分もちょっとやってみますね。
投稿情報: irregulars | 2008/10/23 17:01