昨日ローランド新製品発表会に行ってきました。(at渋谷O-WEST)
今回の目玉は何と言ってもV-Piano。構想・開発に約8年を費やし、万を持しての発表です。
このデジタル・ピアノ何が凄いのかと言うと、巷に溢れかえっているいわゆるPCM(ヤマハでいうAWM)音源という生楽器の音を録音して鍵盤に貼り付けるという手法ではなく、どんな弦をどんなハンマーで叩くのか?勿論ハンマーノイズまで含めて演算し、発音する云わばバーチャル・ピアノなんです。PCM音源では得られないベロシティースイッチのない世界は、PCMには無かった電子ピアノの新しい世界観を指し示しています。
特筆すべきはその音。本当にリアルで滑らかな音色です。
古いピアノの再現に留まらず、普通では考えられない…例えば銅巻線は使わず全弦シルバー弦を張ったり、現実的には不可能なピアノ(Vanguard)をバーチャルに表現できる。
しかもその音色がクリアで透明感があって素晴らしい!今のピアノを熟知している人にこそ体感して欲しいピアノです。
PCMは電子の技術力で現存するピアノに追いつく為の手段でしたが、このバーチャル技術はピアノという鍵盤楽器の表現力を確実に広げてくれる夢の楽器に違いないと思いました。
隣の隣で、録画していたロックオンさんが記事にしているので、そちらもチェックしてみてください。
Rock oN Company 新たなるVの系譜「V-Piano」登場!
そして、そのロックオンさんが撮っていた画像も↓
コメント