小さい頃、音楽教室に通っていた訳ではないのだが、兄が少し習っていたせいか家に何故かオルガンがあって、何気なく押した複数の鍵盤の音の重なりが美しく
て、夢中で音を出していた。それが音が出るものへの興味の始まりだった。普通の人が楽器を弾くことで他人とコミュニケーションをとろう(友達とバンドを
やったりギターを弾けばモテル!)という出発点とはそもそも違っている。ナニカの曲が弾きたいとか、メロディーを弾くということはほとんどしない。―ただ
押さえる鍵盤の場所によって明るい音になったり暗い音になったりがとっても面白かった。ちょっと暗い子だったんでしょうね。思い出ついでに小さい頃をもう
少し振り返ると、友達がアニソンを歌っているときに、勝手に移調して歌っているヤツが許せなかった。オメー間違ってるよと。2~3人で歌っているその輪に
は入りたくなかった。だって違う歌だから。―うーんやっぱりかなり暗い子供だったなぁ…。
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