irregulars's blog

眠れない夜に

アミーガ！ってことは女の友達なんだ。

目を閉じてもなかなか寝付けない夜。
じっとしていると辛いので、ふと物置になっている昔の自分の部屋に行ってみる。
高校生の頃から東京で勤めていた頃までの本、描きためた絵や写真がゴロゴロ出てきた。
ついでに持っていた事も忘れていたAMIGA Computerまで出てきた。ー懐かしい。

kmpという存在感

Tom Waitsの楽譜と、武蔵野レビューDVD

あまり有名ではないかもしれませんが、KMPという楽譜の出版社があります。

最近入荷してきた楽譜の中でふと目に留まったのがTOM WAITS　ピアノ曲集。

トム・ウェイツのピアノ譜を探している人間がいったいこの日本にどれだけいるのだろう…自分は最近でもClosing timeをi-Tuneに落としてあるのでよく聴いてはいるが、ピアノなんて弾けないからこの楽譜を買う勇気すらありませし。中を覗いてみると先記のClosing timeやthe heart of saturday night の中の曲なら弾いてみたいと思いますが、Swordfish tromboneやFrank wild yearsの曲はピアノで弾いてどうなのかと思う曲も結構入っている。

しかし、このKMPという会社、大手楽譜出版社というと、ドレミ出版・リットー・シンコー・ヤマハ・音楽の友・全音等といったところですが、その大手よりも売れそうな曲をいち早く読み、ピース（一曲の楽譜）をどの出版社よりも早く出す。正直問い合わせが始まってからでは商売としては遅いので、問い合わせが来た時に「あっ、その曲ならありますよ。」とおもむろに棚から出してくる。そしてお客様は大喜び。そうやって、軽快なフットワークと先見の明を生かし、他社との違いをはっきりだせる出版社なのです。

Tom Waits - Take Me Home

トム・ウェイツもそうですが、矢野顕子の曲集も結構な数出てるし、中川イサトさんや、岡崎倫典さんのン十年も昔の教本＆曲集も未だに出している。イサトさんのDVDなんかも最近入ってきてた。先を読むとはまた違った視点も持っているということなのか…。商売というより、アーティストや曲のファンなのかかそうでないかという基準で出版を決定しているんだとしたらとても面白いし、がんばって欲しいと思います。

儲かることも大事ですが、マイノリティーの声に耳を傾けることも大事ですよね。

Suhr / Pro Series

Suhr Pro Series

SUHR(サー）のエレキ・ギターです。音出しましたがこれはとてもいい。

大まかに良い高価なギターの傾向として、枯れたヴィンテージ方向と近代的なモダーン方向とありますが、このギターは真にモダーンな方向性を持ったギターなのです。
通常のストラトより一回り小振りなボディー、ストリング・ポストの高さが変えられて弦をロックできるシュパーゼル・ペグ、因ってテンションが稼げるためストリング・ガイドが付いていないデザインも特徴的なヘッド。アームの多用でもチューニングが狂いにくいウィルキンソン社製ブリッジ、高音も弾きやすいように設計しコンターが付いたショルダー部とネックジョイント部、コードの透明感が違うバズ・フェイトン考案のチューニング・システムを採用し、FenderよりRを緩やかにしてチョーキング時の音詰まりをなくし、ソロフレーズを弾きやすく仕上げた指板。そして、サウンドはハイファイそのもの。とっても透明感があり、出力も大きい。スタジオ・ミュージシャンなら当然のスペックで、非の打ち所が無いギターです。Vintageとは真逆なサウンドですが、個人的には確実に良い音のするギターって最近益々好きになってきてます。30万程しますがSUHRの中では安い方なんですよね…。

V847の話

VOX OLD ,NEW & Crybaby

VOXのWah（ワウ）V847が、安くなったよ！＝いいじゃん。1個頂戴な。というノリでとってしまったものの、入荷したのを見て

…「うぅーん」中国製か…とちょっと躊躇してしまった。

比較の為に写真をパチリ。一番左がV847 Made in USA(製造は某社です）中央が先出のV847Made in China、そして比較として最右にDunlop　CryBaby/GCB-95を参考までに並べてみました。一見USAのVOXの簡素な感じより中国製の方がキレイに作ってあるように見えますが、中国製のパーツの数々に嫌な予感。
実際に音を出して比べてみましたが、なんだかシャリシャリしてますよ。ペダルの動きも比べると滑らかじゃない。Wahって音色や踏み心地にこだわる方が多いのにこれでいいのでしょうか。コンダクターと、ポッドが見たことないもの付いてるし、抵抗の一つ一つもなんだか安っぽい。これで同じ名前をつけて販売しているのはおかしくありませんか？VOXさん！

Roland V-Drums Lite 発売

Roland_hd_1

Roland V-Drums Lite HD-1が発売されます。

とりあえず、いままでの電子ドラムみたいな配線しなきゃいけないなんてお客様に苦労をさせている状況から抜け出たことはいいですね。
こんなもんで充分楽しめます。まずは合格点。

折角ならリズム（鬼）コーチ機能とか、カロリー消費計算機能とか、WAVEDATAへの録音機能とか、練習曲がダウンロードできますはいいけどプレーヤー無い人は買ってください---だったら付けたらいいじゃん。USB端子も付けたらいいじゃん。

Lite2が出るときはその辺よろしくお願いします。

興味のある方はV-Drums Lite HD-1 の魅力をより詳しく紹介する専用サイト
へどうぞ。

last FM

ブログのサイドバーにラスト・エフエムのブログパーツを追加してみました。
テーマは時々変えていきますので、興味のある方は再生してみて下さい。

舘野 泉 ピアノリサイタル

今日は舘野 泉さんのピアノリサイタルに楽譜の即売ということでお邪魔いたしました。現在、リハーサル真っ最中。
舘野 泉さんは有名ピアニストとして活躍していた2002年1月フィンランドでの公演中、脳溢血で倒れ、右半身不随となりましたが、左手による演奏会で見事に復帰。以来、ハンディキャップを持った音楽家の支援に役立てる基金設立の為、左手だけの演奏活躍を続けていらっしゃいます。
今も舘野さんの熱いリハーサルは続いていますが、今日は満席との事。
がんばらなくちゃ。

舘野 泉　リハーサル風景

嘘カホンとか確かめよう。

カホン音出し

先日ご紹介した、モンスター・ブラシがやっと入荷になりました。
ということで、サウンド・チェック。

①手でカホンを叩いてみました。
②モンスター・ブラシで叩いてみました。
③Vic Firthのナイロン・ブラシで叩いてみました。
④ついでに、意外といい音するマイネル / ボンゴ・カホンの音

へたくそなのは、ほっといてください。素人はあの姿勢で打つのが慣れていないので、リズムキープできません。（言い訳）…とりあえず、音を聞いてください。

麗しのミュリエル～後編

Bluegrass Medley / Angelina Baker

4年前、楽器フェアへ行った時、モリダイラの特別ブースでミュリエルと遭遇した時、英語の話せない私はビックリしたのも手伝って、大助・花子になっていました。
あぅ、あぅ…… 。
いやぁ、本当に美しかった。
と、いうことで興味のある方はミュリエル・アンダーソンの代表曲で得意なブルーグラス・スタイルの【Angelina Baker】をお聞き下さい。⇒
もっと見たい方は、トミー・エマニュエルとのギター・デュエット【Vincent】をどうぞ。しっとりと聞かせます。
もっと、もっと！という方、YOU TUBEへ今すぐジャンプするか、CDを買ってください。

麗しのミュリエル～前編

私の愛するミュリエル・アンダーソン女史のシグネチャー弦が老舗GHS社から発売されました。パッケージのお顔も気持ち良さそうに弾いておいでです。
4年前の来日の際には、GHS社を信頼している云々…と自分の想像では、そう言っているように聞こえましたが、ヤッパリ出ましたか！ですね。
外見上の特徴は弦の端が少し丸めてあり、外れにくくなっております。しかも、弦は紫色。紫というと、オーガスティンのリーガル弦（あれは先端のみ紫）を思い出しますが、どんな音がするのでしょうね。
今度機会があったら張ってみます！