irregulars's blog

訃報 ボ・ディドリー

ロックンロールの歴史の一つがまた終わりを告げました。
Bo Deddleyさんが6月2日お亡くなりになりました。79歳。
asahi.com  ボ・ディドリーさん死去　ロックンロールの始祖

昨年から脳卒中で倒れていたとは…。
ボ・ディドリーといえば、グレッチ！G6138のボ・ディドリーモデルと、Ｇ6199 / ジュピター・サンダーバードですね。
あれほど変形ギターが様になっている人はいませんでした。
ご冥福をお祈りいたします。　　↓↓この動画は本当に名演。

BO DIDDLEY- IN HIS PRIME! BEST VIDEO! AMAZING!

ベジェ曲線に挑戦してみた②

Bannerguitar

先日のベジェ曲線に挑戦してみたを推し進めてみた。
弦を張るとゴチャゴチャしたので、あえて弦は張ってません（あ、イラスト上の話ね）。
ついでにアンプも描いてみました。ついでのついでにバナーにしてみました。
暫くこのデザインになります。ついでのついでのついでに、シンセも描いてみた。

SYNTH

あ、決して暇じゃないんですよ。発注だって接客だって、機材の使い方のレクチャーだって、トイレのドアノブだって直したんですから…。決して…。

ウゥーン…枯れた音がするねぇってか？

音の世界とは主観的なもの。聴いている人それぞれで、聴こえ方が違うから非常に曖昧な部分が多いのは事実。
だから、『おぉ、枯れた音してるねぇ。』なんて知ったかぶった奴がいても皆突っ込めないんだ。『オメェホントに知ってんのかよ！』と。
先日ご紹介した記事『生まれたときから老けてるギター』のように、ビンテージギターと新品は実際に音が違う。でも実際どう違うかは、なかなか弾く機会もないから、分からないって人が多い。雑誌の付録なんかについているヴィンテージギターの演奏が入ったCDも、イマイチよく分からない。比べる対象がないし、一曲ごとに弾き分けるから次の曲を待っている間に前の音を忘れてしまい、違いが分からなくなって、仕舞には、どうでもよくなっている。

先日みつけたこのMy Old Guitars.comは、一曲の中で、同じように弾いた新品ギターとヴィンテージギターの音を交互につないでいるから、違いが分かりやすい。演奏も上手いし、聴きやすい。とても参考になるんじゃないか。
とりあえず、この1930年代中期製のGibson L-00と、2007年製の1930年代を復刻したレジェンドシリーズL-00の弾き比べを聴いて欲しい。確かに違うし、ヴィンテージのふくよかな中低音と鳴りは素晴しいと思いますが、2007年製も負けてないなぁという印象もあります。どっちがいいかは財布の中身と、自身の演奏をどう音で表現するかなのかなと…。

My Old Guitar

Fender の1956年のストラトの音や、2007年製テイラー412CE、Gibson J-45、L-00の弾き比べも面白いですよ。

ベジェ曲線に挑戦してみた

エレキギター　シルエット

ポスターやチラシに使う為に、ギターのイラストを描いてみた。
いつもは丸や四角などの形を組み合わせ、とんでもなくアナログな作業で完成させるのだが、今日は本格的にベジェに挑戦してみました。最初は戸惑いながらも、接客の合間を使って一日かけてマニュアルなしでなんとかここまで出来る様になり、苦労の甲斐があったかな。
ベジェ曲線とは滑らかな曲線を自由に描きたいときに使うものなのだけれど、Wikipediaで調べると、ピエール・ベジェって人が考えた訳のわからん関数がかいてあります。この関数にしたがって曲線が書けるのだけれど、こんな難しいこと関係なしに操作できるGUIって素晴しい。
昔、コンピュータ・グラフィックの学校へ通っていたことがあって、C言語やUNIXを習わされたけれど、正直思い立った時に思ったことが出来ない苛立ちがあって、こんなことじゃダメなんじゃないか？とCGの世界を諦めたのでした。その後、今は無き（あ、まだあるか）ソフ●ップのMAC中古店で働きながらMACのGUIに感動し、MACや先輩が使っていたコモドールのAMIGAを勉強してもいました。

当時、（15年くらい前）FXとかQuadraなんかをお医者さんやデザイナーの人が1台100万円出して買っていたメモリ8MB / 160MBHDのパソコンも、今ではその頃天文学的な数字だったギガ・さらにはテラ単位になっているし、価格も半分以下ですよ。
まったくPCの世界の進歩はすごいなぁと今日は改めて感じました。

ぼたんえび

ボタンエビ（トヤマエビ）

先日、ぼたんえび（食べたものは本当はトヤマエビという名前らしいが資料参照）ってのを食べたのですが、それがホント美味しかった。甘エビのような甘さと濃厚さが口いっぱいに広がって、おいしいのなんの。

大体が、甘エビって小さいじゃないですか。だから、必然的にちびちび食べるわけです。でも、ガツガツ食べたいから普段は2～3尾を箸でまとめて掬って頬張るんです。しかし、このぼたんえびってデカイからこれ一尾で甘エビ10尾分を一度に頬張る満足感が味わえる…それだけで、あぁ…幸せと…。

貧乏人のちょっとした贅沢なヒトトキでした。

Roland C-30 電子チェンバロ

フルートやヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートなど古楽器を使った室内楽のアンサンブルに無くてはならない鍵盤楽器＝チェンバロ。
しかし、維持管理や調律（すぐ狂う）の手間、または運搬の事を考えると意外と大変な楽器です。
ローランドから最近出た電子チェンバロ C-30は、タッチや調律、音色など、以前販売していたものより、格段に本物に近づいた感じがします。電子楽器だから移動に気を使わなくていい、調律の手間が省けると好調な売れ行きだそうです。
地元でもフルート愛好家の方や、ハーモニカでバッハの曲を演奏している方なんかもいらっしゃって、正直ニッチな商品ですが、意外と売れるのでは？と密かに期待しています。

Roland C-30 Sound Demo

昨年秋、パシフィコ横浜で行われた楽器フェアにも参考出品されていましたが、それを専門家の方々に試奏していただき、微妙なタッチ感や音色のニュアンスまでチューンナップし直し、ようやく販売できたのだそうです。
『タッチの強弱によって音量・音色が変わらないのが、チェンバロです！』と、教えられてきましたが、専門家に言わせると、ピアノほどではないにせよ、やっぱり微妙なニュアンスの違いがあるようなのですね。下の映像を見ると、複数の弦を引っかくスピードが変わればそれぞれの弦を引っかく時間的な間隔も変わってくるというのはなるほど確かに…と思ってしまいます。

Roland C-30 Feature

これに、クラヴィネットの音色があると、個人的に俄然興味が出てくるのですけどね。

生まれたときから老けてるギター

ヤマハがアコースティックギターの製作において新技術を開発しました。
ヤマハ独自特許の木材改質技術である、製材後長期間を経た木材と同様の変化を生む「A.R.E.（アコースティック・レゾナンス・エンハンスメント）」を施した木材を表板に採用し、音の伝達と振動効率を上げ、中低音成分の伸びの促進と高音成分の立ち上がりや減衰の高速化を実現。これにより、新品でもバランスが良く耳障りな倍音成分の少ない、熟成された温かみのあるビンテージサウンドが得られるとのこと。いってみればジーンズのユーズド加工みたいなものでしょうか。

ARE技術による音質変化の比較

主観的な判断しか出来ない“音”の世界で、波形が一緒だからヴィンテージと同じ音がすると決め付けるのはどうかと、少し疑問に思ってしまいます（ex.ヤマハのヴァイオリンが、ガルネリをタッピング波形とって研究しても到達しきれてないのと一緒）が、兎にも角にも実際弾いて音を聴いてみなければ何とも言えません。これは世界的に見てもとても画期的な新技術。機会があったら真偽を確かめるためにも是非弾いてみたいですね。
マーチンやギブソンもそうですが、やはりもてはやされているのは相変わらずヴィンテージ市場で、そこでは何十億何百億という取引がされているにも拘らず、自分達には一銭だって入ってきやしないんだから、どうにかしてそういう市場の人達（に憧れる人達）と商売したいところなんでしょうね。Martin AuthenticシリーズやVintage シリーズなんて、このヤマハの新技術と根っこは一緒なのではと思います。確かに経年変化による音の違いは確実にあるし、風格すらある。でも、古いギターの状態管理に悪戦苦闘するより新品を自分なりに育て、そして気楽に弾いて楽しめたほうがよっぽど楽しいよ！というのは、新品しか売れない楽器屋さんの僻みでしょうか…。6月1日発売。

yamaha News Release | 『L36ARE』『L26ARE』の2シリーズ6品番発表~ARE技術

雌雄同体

Nuetrik unisex plug

凸と凹が一つになったということは、これつけとけばもう悩む事ない訳だ。
外側のリングをスライドさせると、オスメスを変えられるプラグ。
放送業界とPAや楽器業界では、機材の入出力でオスメスが逆だったりすることがあるので、意外と使えるプラグになりそうですね。
で、ユニセックスというんですね。バイ●●●●●とは言わないのか…（アホ）

Nuetrik sex changers

ふろくシンセのできるまで

ふろくシンセのできるまで | 特集記事 | 大人の科学.net

http://otonanokagaku.net/feature/vol1...

　「シンセサイザーで音を作るおもしろさを多くの人に知ってもらいたい」そんな思いがたっぷり詰まった単行本のプロジェクトとしてスタートしました。モーグ博士に始まるシンセサイザーの歴史、ＹＭＯを代表とするテクノ・ミュージックの誕生、そして、最先端シンセ紹介など、シンセサイザーの歴史や原理などをわかりやすく紹介しながら、シンセサイザーが近い存在になる、そんな大人の科学らしさを持った本にするべく企画会議を重ねました。プロジェクトメンバーには、松武さんに加えて、シンセシストの氏家克典さん、テクノ・ユニットELEKTELのPolymoogさんを中心に、編集者やライターも加わりました。

大人の科学。今、シンセサイザーを付録につけようと企画進行中だそうです。
発売はいつかなぁ。楽しみ楽しみ！

大人の科学　特集｜ふろくシンセのできるまで

2ヶ月近くのごぶさたですが…

忙しさにかまけて、ブログさぼってました。すみません…。
その間にも、TENORI-ONの国内発売やらなんやらもあり、書こうと思ってもなかなか時間がなく、
気が付けば早2ヶ月近くもサボっていたのですね。
またこれからもボチボチマイペースで書き込みいたします。