先月号のサウンド・アンド・レコーディング・マガジンの表紙で気になっていた細野晴臣の新譜を聴きました。
本気で歌っている細野晴臣がとても良かった。
約1年前にマーチンの工場見学ということで(あまり好きではなかった)アメリカの地を訪れてから、アメリカの音楽の中でのカントリー・ミュージックという文化の影響が途轍もなく大きいことに改めて考えさせられて以来、カントリー~ウエスト・コーストロックにどっぷり浸っている私にはとてもピッタリな音楽です。
ワールド・シャイネスというバンド演奏の曲ではほとんどが一発録りということでゆったりと気持ちいいアコースティックなアレンジに、音に緊張感と勢いが加わっているように感じられます。
自身のカバー~泰安洋行からの『POM POM蒸気』、ミッキーカーチスをフィーチャーしたカントリーのカバー曲『ピストル・パッキン・ママ』が秀逸。よかったら聴いてみてください。